ライター歴3年、副業Webライターの”リュウ”です。
Webライターは比較的誰でも始めやすい魅力的な仕事で、副業にもおススメですが、簡単に稼げるという誤解も多いように感じます。
誰でも簡単に始められるという誤解?のせいか、最近Webライターを目指す人がかなり増えているようですね。
誰でも挑戦できるという点は間違いではありませんが、なめてると痛い目にあいますので、これからWebライターに挑戦する人に向けて、私が考える「Webライターの10の心得」をお伝えしたいと思います。
特に初心者の多くはクラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングを利用すると思いますので、これらのサービスの利用に関することも含めて、これからWebライターを目指す皆さんに役立つ情報をお伝えしたいと思います。
クラウドソーシングについても記事を書いてますのでよろしければコチラもどうぞ
Webライター10の心得
実はもっとあるんですけどね。
急にいっぱい言われても混乱すると思うので10コに絞りました。かなり初心者向けにまとめましたので、すでにWebライターで活躍されている方は読まなくて大丈夫です。
プロ意識を持つ
初心者にありがちなのが、自信の無さをアピールすることです。クライアントに対する提案文やクラウドソーシングのプロフィールに「初心者ですが頑張ります!」とか、「ただいま猛勉強中です!」などと書く人がいますが絶対NGです。
初心者に仕事を頼みたい人なんていません。自信がなく、「まだ初心者なんだから上手くできなくても許してね♡」という甘えが透けて見えます。
中には初心者を安く買いたたこうとか、だまそうと思っている悪意あるクライアントもいます。
仕事をしてお金をもらおうとしているのですから、もうその時点でプロであるという自覚を持ちましょう。
得意分野を持つ
Webライターの仕事は、自分が得意ではない分野でもリサーチをして文章を書けないと務まりません。
とはいえ得意分野の方がいい記事が書けるでしょうし、ラクに書けるはずです。最初はなかなか案件が獲得できず、いろいろなジャンルに手を出したくなるかもしれませんが、ある程度、得意な分野を絞っておいた方がいいでしょう。
ひとつのジャンルに特化して深く掘り下げていった方が良質な記事が書けますし、執筆のストレスも少なくて済みます。
広く浅い記事をいろいろ書くより、何か得意な分野を極めた方が文字単価も上がりやすいと思います。
安い案件を受けない
最初のうちは難しいと思いますが、1文字1円未満の案件は受けない方がいいでしょう。
もちろんテストライティングや最初の3記事は1文字0.5円というような場合もあるでしょうが、継続案件で1円に満たない場合は受けない方がいいと思います。
本契約でも0.5円というような案件ですね。
経験を積んでくると1時間で2000字くらい書けるようになるかもしれませんが、初心者は1時間にせいぜい1000字くらいだと思います。リサーチが増えればもっと効率は落ちるかもしれません。
クラウドソーシングの場合手数料等が20%程度引かれますので、文字単価1円でも、1時間に1000文字ペースだと時給800円くらいです。最低賃金を下回ってしまいます。
これならアルバイトした方がマシってことになってしまいますね。
Webライターを目指す人が増えているせいか、最近は単価の安い案件が目立ちます。しかしWebライターの地位向上のためにも、不当に安い案件には応募しないようにしましょう。
リサーチで消耗するな
私もリサーチはしんどいです。特にあまり得意でないジャンルの場合、調べることが多くて大変かもしれません。
しかしこれをネガティブにとらえないようにしましょう。
「新たな知識をインプットしている」とプラスに考えればそれほど苦になりません。執筆できる得意なジャンルが広がるワケですから積極的にリサーチをしましょう。同ジャンルで次の執筆をするときは格段にラクになります。
すぐ書かない
タイトルや見出しなど、クライアントから細かい指示がある場合はそれにしたがって書いていきますが、キーワードだけ指定されるような場合もあります。
最初のうちはいきなり書き始めて、書きながら構成を考えるということをやりがちですが、とても効率が悪いです。
先にしっかりした構成を組んで(見出しを作成して)、各見出しごとに何を伝えたいかを決めます。
リサーチも書き始める前にしっかり行いましょう。書き始めてから気になるところを調べながら書くのは効率が悪いです。
ブログをやってみよう
Webライターとブログの両立は難しいと言われますが、私はおススメしますし、実際私もやっています。
ブログでの収益化はあまり期待せず、Webライターとして成功するためにブログに挑戦するのはアリだと思います。
Webライターが案件を獲得するにはいわゆる「ポートフォリオ(実績)」があると有利なのですが、完全な初心者には当然実績なんてありません。しかし自身のブログがあればWebライターとしての納品実績がなくても、ブログを見てもらうことでクライアントにアピールできます。
実績ゼロの初心者がクラウドソーシングで「タスク案件(誰でもできる低単価な案件)」に応募して実績を作ろうとする場合がありますが、あまり意味がないです。
ブログをやることによって、この後解説するWordPressも使えるようになればWebライターとしての価値も上がります。
WordPressを理解しよう
WordPressは世界で一番利用されているCMS(コンテンツマネジメントシステム)で、Webサイトやブログを作成するためのツールです。
WordPressの知識はWebライターにとっては必須と言っていいでしょう。作成した記事をWordなどのファイルで納品する場合もありますが、多くの場合は納品された記事をクライアントがWordPressでサイトにアップします。これをライターがやってあげればクライアントはラクですよね。
直接WordPressへ記事をアップしてくださいという案件も多いので、WordPressがよくわからないという理由で不採用になったらもったいないです。
以前は「WordPressに直接入稿できます」というのがライターにとって武器になっていたのですが、今はできて当然と思われています。それほど難しいワケではありませんので、WordPressは必ず使えるようになっておきましょう。そのためには自分のブログに挑戦するのが近道です。
コピペは絶対NG
これは言うまでもありませんが、人の文章を盗用してはいけません。
そしてもう1点大事なのが「人の文章」だけでなく「自分の文章」もコピペになるということです。自分のブログなどですでに発表している文章は、自分のモノだからといって使い回すことはできません。後から発表した文章がコピペと判断されてしまいます。
Webライターとしてクライアントに納品するワケですので、うっかりやできごころは許されません。
クライアントのサイトがコピペ判定されてGoogleからペナルティを受けたら、賠償問題にもなりかねません。
修正依頼はラッキーだと思え
クライアントから修正依頼がくるとへこんでしまうかもしれませんが、これはプラスにとらえましょう。
特に細かい「赤(添削)」がたくさん入っていると、よほど自分の文章がダメだったのかとガックリきますが、修正依頼は多くの場合ライターに対する期待の現れです。もう少し鍛えれば「いいライターになってくれそうだな」と思うからこそ本人に修正させるワケです。
細かい修正を依頼するくらいならクライアントが自分で直す方が早いんですから。
本当に出来が悪かったら「納品ありがとうございました」とだけ言われて、次の案件依頼が来ないということになります。
そして何よりお金をもらって添削してもらえるなんてラッキーですよね。Webライター講座等で添削してもらったら逆にお金を取られるはずです。
文章術を磨こう
ここまで理解したらあとは自分の文章に磨きをかけましょう。こればっかりは経験を積むしかないと思いますが、体系的に「文章術」を学べるサイトや動画、書籍もたくさんあります。
本は買わなければいけませんが、ほとんどの教材は無料で学ぶことができます。
多くのライターに読まれている有益な本がいくつかあるので、これらを数冊買ってみるのはいいかもしれませんが、それ以外には特にお金をかける必要は無いでしょう。
高額な情報商材に手を出すくらいなら、どんどんクライアントワークに挑戦して、ダメ出ししてもらいましょう。
Webライター10の心得まとめ
これからWebライターに挑戦する人向けに、10の心得をお伝えしてまいりました。皆さんのお役に立てれば大変うれしく思います。
最後に10の心得をおさらいします。
- プロ意識を持つ
- 得意分野を持つ
- 安い案件を受けない
- リサーチで消耗するな
- すぐ書かない
- ブログをやってみよう
- WordPressを理解しよう
- コピペは絶対NG
- 修正依頼はラッキーだと思え
- 文章術を磨こう
Webライターはとても魅力的な仕事で、副業にもとても向いています。皆さんもぜひチャレンジしてみてください。