Webライター ブログ ライティング 副収入

ブログとWebライターはどっちがおすすめ?【会社員の副業】

ブログとWebライター、どちらも最近会社員の副業として人気です。
私も会社員として両方経験し、それぞれのいいところや悪いところなど、いろいろなことを感じてきました。
似ているようで異なる点も多いこの2つを会社員の目線で解説してまいります。自分にはどちらが向いているのか、迷っている方はぜひ最後までお付き合いください。

ブログとWebライターはどっちも会社員におススメの副業

もし、あなたがサラリーマンや9時から5時までの勤務で、副収入を得たいと考えているなら、ブログやWebライティングはとてもおススメです。
これらはどちらも自宅で快適に行うことができ、体力や住んでいる場所にあまり影響を受けない、副収入を作るためのとても優れた方法と言えるでしょう。
ブログは多くの人に対して自分を表現することができ、Webライティングの仕事は様々な企業やWebサイトのコンテンツを書く機会を与えてくれます。
これらの仕事は、本業の給与を補うだけでなく、非常にやりがいがあり、あなたの創造性を発揮させてくれるでしょう。
私のように文章を書く仕事に憧れていたような人にとってはうってつけです。紙媒体しかなかった昔は文章を書く仕事は本当に限られた人だけのものでしたから。いい時代になったものです。
そして、なんといっても既存の仕事と並行して、時間があるときに始めることができるのが最大のメリットです。文章を書くのがよほど苦手でなければ、特別なスキルは必要ありません。
副業として始めるなら、あまり気負わず、軽い気持ちで始めてみるのがいいでしょう。
ブログはサイトの開設に多少の費用は発生しますが、大したリスクではありません。WebライターはPCさえあれば他に何も必要ありません。
興味があるなら先ずは始めてみましょう。

ブログとWebライターは何が違う?【どっちも文章を書く仕事】

ブログとWebライティングは一見同じ仕事のようにも見えますが、実は結構多くの点で異なっています。
ブログは通常、特定の(個人で開設する)Webサイトやブログプラットフォームで、特定の焦点やテーマで、記事を書くことを指します。
ブログは自分の好きな、興味があるテーマで自由に書くことができますが、副業としてブログを行うなら、その中でも収益化できる(売るものがある、アフィリエイトができる)題材、テーマを選んで記事を書くことになります。
一方Webライティングは、通常、クライアントが運営するWebサイトのさまざまなトピックに関するWebページのコンテンツを書くことを指します。
つまりWebライターの場合はクライアントから与えられたテーマに沿って、クライアントの要望する内容の記事を書かなければなりません。ブログのように自由ではないということですね。
どちらの作業もWeb用の文章を書くことではありますが、そのテーマや焦点の決め方は大きく異なるということです。
そしてブログは自由な反面、収入が安定しません。始めてしばらくは収入がないこともあります(というか最初の半年や1年は収入がゼロというのが普通です)。
一方のWebライターは書いたら書いた分だけお金になりますが、書いた分以上の収入になることはありません。
このあと深掘りしてまいりますが、早く安定した収入を得たいならWebライターから始めて、少しずつ自分のブログも育てていくのもいいのではないでしょうか?

ブログとWebライターどっちがおススメ?【どっちにも向き不向きがある】

どちらが向いているかは人によって異なります。
どちらもWeb上で公開する文章を書く仕事には変わりありませんが、収入の安定性や仕事への取り組み方が全く違います。
ブログに向いている人、Webライターに向いている人の特徴をそれぞれ見てまいりましょう。

ブログに向いている人

現在の本業収入にそれほど不安がなく、ブログをじっくり育てていく時間的余裕があるという人はブログから始めてみてもいいでしょう。
先にお伝えした通り、ブログは収入が安定しませんし、収益化まで時間がかかります。
また、自分で発信したい内容(テーマ)があるという人もブログはおススメです。Web上の記事というのは読者の悩みを解決するものと言われています。
読者にとって有益な情報を発信できる(読者に教えてあげられる得意な分野がある)という人はブログで記事を書いてみましょう。
あまり重要ではありませんが、自分のサイトを運営していくにはそれなりのリテラシーが必要です。文章を書くことはできるけど、サイトの管理(通常はWordpressでのサイト運営)は自信がないという人もいるでしょう。
自分でレンタルサーバーを契約してサイトを運営していく自信がない人はWebライターのほうが向いているかもしれません。

とはいえそれほど難しいものではありませんので、挑戦してみたい人はコチラをご覧ください

ブログに向いている人
・ブログを育てていく時間的余裕がある人
・読者の悩みを解決できる得意な分野がある人
・自分でサイトを運営する自信がある(または挑戦してみたい)と思う人

Webライターに向いている人

安定的に収入を得たい、アルバイト代わりに文章で稼ぐ仕事をしてみたいという人はWebライターがおススメです。
クライアントと契約をして、相手の希望に沿った記事を書かなければなりませんし、納期も守らなければなりませんが、書いた分だけ確実に収入になるのがWebライターです。
慣れてくるまでは時給換算でアルバイトより安い賃金になるかもしれませんが、だんだん執筆スピードがアップし、文字単価もアップしていくことが期待できます。
自由なブログと比較すると、雇われているような働き方になってしまいますが、人によっては「その方が気がラク」という人もいるでしょう。
テーマやキーワードを与えてくれることがほとんどですし、添削や修正をしてくれますので、文章力が磨かれるメリットもあります。
クライアントを満足させられる記事を書けなければ、契約を切られることもありますし、最初から契約をしてもらえませんが、そもそもいい文章が書けなければブログでも稼げないでしょう。
イチから文章術、SEOライティングを学んでみたいという人はWebライターの方がおススメです。

Webライターに向いている人
・アルバイト代わりに文章を書く仕事がしたい人
・クライアントの指示にしたがって書くのが苦ではない人。むしろその方がラクという人
・文章術、SEOライティングを学んでみたい人

ブログとWebライター両方やってみよう

ブログとWebライターはそれぞれいいところも、そうでないところもあることがお分かりいただけたかと思います。
基本的には両方挑戦してみるのがいいと思いますが、どちらから始めるかは迷うところだと思います。
同時に両方やってみるというのも手ですが、最初はかなり大変です。次は挑戦する順番をどうするか深ぼっていきましょう。

やる順番が大事

どちらから始めてもそれぞれにメリット・デメリットがあります。両方やってみるという前提で、どちらから始める方が自分に合っているか参考にしてみてください。

ブログから始めるメリット・デメリット

ブログはクライアント(つまり他人)とのやり取りが無いので、始めるのは気がラクだと言えます。
発注者をさがす手間がないですし、まずは「やってみる」ことができます。しかしすぐにお金にはならないということが最大のデメリットです。
さらに前述のとおり、レンタルサーバーの契約やWordpressの開設など、始めるための準備や勉強が必要になります。いきなり文章を書けばいいというワケではありません。

個人的にはブログから始める最大のメリットは、Webライターを始めるときに「すでに自分で文章を書いている=完全初心者ではない」ということがアピールできる点だと思っています。
Webライターとして応募すると、クライアントから過去の実績(ポートフォリオ)を求められることが多いのですが、初心者にはそんなものはありません。
しかし自分のブログがあれば、それを過去実績として見せることができるのです。

Webライターから始めるメリット・デメリット

すぐにお金が欲しいという人はWebライターから始めるべきでしょう。
ただし最初は仕事をさがすのが大変です。多くの場合はクラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングのサービスを利用することになります。
応募して採用されればすぐにWebライターとしてお金を稼ぐことができるようになりますが、最初の1件を獲得するのはそれなりに大変ですし、安い金額で受けざるを得ない場合もあるでしょう。
初心者はいきなり高単価の案件を受けるのは難しいので、最初は我慢して1文字0.5円などで実績を作り、少しずつ文字単価を上げていくのが普通です。

ブログに比べてすぐにお金にはなりますが、仕事をもらうまでに多少苦労があり、しばらくは安い金額を我慢しなければならないのが1番のデメリットだと思います。

ブログの始め方

ブログの始め方と収益化についてそれぞれステップ形式でご紹介します

ブログの目的とジャンルを決める

まず最初に、ブログの目的を決めることが重要です。ブログを始める理由や、何を伝えたいのか、読者に何を提供したいのかを明確にしましょう。
といってもこの記事を読んでいる人の目的はお金を稼ぐことですよね。それははっきりした方がいいです。
なんとなく稼げたらラッキーぐらいに考えているとマネタイズできません。どうやったら稼げるかをしっかり考えて進めましょう。
そしてもうひとつ重要なのが、読者への価値提供です。趣味のブログであれば好きなことを書いても問題ありませんが、収益化を目指すなら、読者への価値提供(読者の悩みを解決すること)がとても重要になります。
中には日記のようなブログを書く人がいますが、よほどのインフルエンサーでもない限り、その人個人の情報なんてまったく興味を持たれません。
自分は誰のどんな悩みを解決してあげられるのかを考えましょう。

ブログのプラットフォームを選ぶ・レンタルサーバーを契約する

ブログを作成するためには、ブログのプラットフォームを選ぶ必要があります。代表的なプラットフォームは、はてなブログ · Amebaブログなどが有名ですが、収益化が目的ならWordpress一択です。
WordPressの詳細な説明は省きますが、誰からも管理されない自分のサイトを作ることができますので、モノを売るのもアフィリエイトをやるのも自由です。
ただし自分でレンタルサーバーを契約しなくてはなりません。

ドメイン名を選ぶ

ブログを始めるためには、独自のドメイン名を取得する必要があります。ドメイン名は、ブログのアドレスになるため、読者に覚えやすくなるように、簡潔かつわかりやすいものを選びましょう。

ブログのデザインを決める

ブログのデザインは、読者にとって非常に重要です。自分のブログの雰囲気やスタイルに合わせて、適切なデザインを選びましょう。
WordPressでブログ運営する場合は「テーマ」というものがあります。これはブログのデザインを決めるためのもので、有料のものと無料のものがあります。
おススメのWordpressのテーマはコチラです。私も使っています。

AFFINGER6(WordPressテーマ)

コンテンツの作成

ブログを始めるためには、コンテンツを作成する必要があります。自分の得意分野や興味があること、または読者にとって役立つ情報を提供することなど、コンテンツのテーマを決めましょう。

ブログの宣伝

ブログを始めたら、読者にアクセスしてもらうために宣伝をすることが大切です。ソーシャルメディアなどを活用して、自分のブログを広く知らせましょう。

以上が、ブログを始めるためのステップです。自分のブログを開設し、コンテンツを提供していくことで、多くの読者とのコミュニケーションを深めることができます。

尚、ブログを始めるステップとしてレンタルサーバーの契約やWordpressの開設が必要という話をしました。またドメインを決めなければならないという説明もしました。
初めての人にとっては「なんのこっちゃ?」ですね。
「で、どうすればいいの?」と思った人もいるかもしれませんが、心配ありません。
レンタルサーバーの契約とドメインの取得、Wordpressの設定が全てパックになったプランがあります。
通常はこれらの準備を自分で全て行わなければなりませんが、コチラはレンタルサーバーを契約すると、ドメインの取得やWordpressのセットアップがセットになったとても優れたプランです。

ConoHa WING(コノハウィング)

収益化のステップ

広告収入

ブログに広告を掲載し、クリック数や表示回数に応じて報酬を受け取る方法です。Google AdSenseなどが代表的な広告配信サービスです。

アフィリエイト

ブログ内に商品やサービスを紹介し、紹介によって発生する購入や申し込みなどに応じて報酬を受け取る方法です。A8.netやAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトなどが代表的なアフィリエイトプログラムです。
これらはASPと呼ばれ、広告を出したい企業とブロガーの仲介をしてくれます。載せたい広告をさがして応募し、審査が通ったらその広告を自分のブログに貼り付けることができます。
読者がその広告を見て商品を購入したり、何らかの申し込みをすると、報酬が支払われるという仕組みです。

初心者でも安心のサポート!アフィリエイトを始めるならA8.net

スポンサー記事

企業やサービスなどからの依頼により、ブログ内にスポンサー記事を掲載し、報酬を受け取る方法です。ただし、スポンサー記事については、広告であることを明示する必要があります。

購読料や有料コンテンツ

ブログを購読するための料金を設定する、あるいは有料コンテンツを提供する方法です。ただし、読者が購入する価値があると思えるコンテンツを提供する必要があります。

収益化のためには、まずは自分のブログを多くの人に見てもらうことが重要です。SEO対策やソーシャルメディアを活用することで、アクセス数を増やすことができます。また、自分のブログの特徴やコンテンツの質を高めることも大切です。

Webライターの始め方

スキルの確認

Webライターに必要なスキルとして、基本的な文章力や文章構成能力が必要です。また、テーマに関する調査能力やSEO対策の知識があると、より高いクオリティの記事を制作することができます。自分が持っているスキルや強みを把握し、得意な分野やテーマを絞っていくと、クライアントとのマッチングもしやすくなります。

ポートフォリオの作成

ポートフォリオは、自分が制作した記事やコンテンツ、実績などをまとめたものです。Webライターとして仕事を受注する際には、自分のスキルや実績をアピールするために、ポートフォリオの作成が求められることがあります。
絶対なければダメということはないですが、無いよりはあったほうがいいでしょう。中にはポートフォリオの提出を求めないクライアントもいますが、提示できるポートフォリオがあった方が有利です。
自分の得意な分野や作品の種類、納品先などを明確に記載することが重要です。Webライターとして納品した実績が無い人は、自分のホームページやブログなどをポートフォリオとすることができます。

クライアント探し

Webライターのクライアントは、企業や個人が依頼することが多いです。クライアントを探す方法としては、クラウドソーシングサイトや専門サイト、SNS、Webマガジンなどを活用することができます。クラウドソーシングサイトでは、依頼内容に応じて仕事を受注することができ、比較的簡単に仕事を受けることができます。
初心者が最初の仕事をさがすのであれば、クラウドソーシングに登録することから始めましょう。有名どころではクラウドワークス、ランサーズなどがあります。どちらか一方でもかまいませんが、できれば両方登録しましょう。
一方で、自分自身でブログを運営することで、自分のスキルや作品をアピールすることができ、クライアントから直接依頼を受けることもあります。

仕事の応募・受注

クライアントに応募する際には、前述のとおりポートフォリオを提出することが多いです。応募する際は、依頼内容や納期、報酬などをしっかり確認しましょう。
クライアントとの契約内容によって、記事の文字数や文体の指定(ですます調など)納品形式、報酬の支払い方法などが異なります。わからないことは遠慮せずに質問しましょう。契約内容をよく確認し、納期までにクオリティの高い記事を納品することが何よりも大切です。
応募して合格したら全力で執筆に取り組みましょう。

記事制作

記事制作に入る前に、クライアントから依頼されたテーマやキーワード、文章の書き方などをしっかり把握しましょう。
記事制作の際には、タイトル、見出し、本文の構成などを考え、SEO対策を意識したキーワードの使用や、読みやすさ、情報の正確性などを考慮しましょう。
本文を執筆する前にタイトルや見出しをチェックしてもらうこともあります。クライアントのチェックが必須ではない場合も、「一度チェックしてください」とお願いしてもいいでしょう。
クライアント側がタイトル、見出しを指定してくる場合もあります。
記事の提出前には、文章のチェックや校正を行い、クライアントに満足してもらえるクオリティの記事を納品しましょう。

支払いの受け取り

記事の納品が完了したら、クライアントから報酬が支払われます。
クラウドソーシングサイト経由で受注した場合はそれぞれのシステム上で支払われます。その際システム利用料が報酬から引かれますので、手取りはクライアントと契約した金額よりも20%程度少なくなることを理解しましょう。
報酬が支払われたら、確認の上でお礼のメッセージを送り、次の仕事につなげてもらいましょう。

まとめ

もしあなたが副業を考えている会社員なら、ブログやWebライティングは良い選択肢になるでしょう。
テクノロジーの力を借りて、ウェブ用のコンテンツを作ることは、かつてないほど簡単になりました。
昨今はAIの台頭でブログやWebライターの仕事はオワコンなどと言われていますが、そんなことはありません。確かに今までとは働き方が変わるかもしれませんが、仕事がなくなることはないと思います。不完全なAIの文章を修正するような仕事も増えるでしょう。
これからの時代は文章力はとても重要なスキルになります。文章力を鍛えるためにもこれらの副業はおススメです。

ブログとWebライターどっちがおススメかというテーマで解説してきました。
ブログとWebライターはどちらもライティングの仕事ですが、求められるスキルセットやアプローチは異なります。
もしあなたがサラリーマンで、副業としてライティングの仕事をしたいと考えているなら、当記事を参考に、どちらのタイプのライティングの仕事が自分のスキルや興味に適しているかを考えてみてください。きっとたのしい副業になると思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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