最近話題のDeFiですが、よく分からなくて手を出せていない人も多いですよね。
今の波に乗らないのはもったいないと思いますが、難しいので躊躇している人も多いでしょう。
なんにも知らなかった私がDeFiに触るまでの経験をもとに、できるだけやさしくDeFiの始め方を解説していきます。
もちろん投資は自己責任ですので、DeFiに投資をするかどうかはご自身でよく考えて判断してください。積極的におススメするつもりはありません。もうかるかどうかも知りません。
当記事はDeFiがどんなものかなんとなくでも分かっている人を対象にしています。DeFiがよく分からないという人は、まずざっくりでいいのでDeFiがどんなものかを学習をしてください。
DeFiを始めるために必要な知識とスキル
まず暗号資産(仮想通貨)とはどんなものかを知っている必要があります。これは当然として、一番大事なのは自分でググる(調べる)チカラでしょう。
当記事でも、細かい画面の操作方法は解説しません。というのも、DeFiや暗号資産(仮想通貨)は変化がとても早く、操作画面がすぐに変わってしまいますので、ここで紹介してもあまり意味がありません。
ですので、常に最新の情報を得られるように自分でググるチカラを身につけて欲しいと思います。
自分でググって情報を入手できない人はDeFiには手を出さない方がいいでしょう。ビットコインなどの比較的安定した暗号資産(仮想通貨)を買って、長い目で値上がりを待つ方がいいと思います。
また、DeFiを触るなら、ある程度英語が分かった方がいいと思います。
DeFiは日本の取引所では扱えないですし、情報も海外の方が早いからです。といってもそれほど心配する必要はありません。
まったく英語が分からないのは問題ですが、多少なら読めるという人は翻訳ツールを使いながら取引をすることができます。
おススメはDeepLです。とても自然な翻訳をしてくれますので、ストレスをそれほど感じないと思います。
DeFiを始めるためには、海外の取引所にアカウントを作る必要があり、英語でメールが届いたりします。英語だからといって無視するワケにもいきません。
DeepLを使えばかなり自然な日本語にしてくれますので安心です。
・DeFiを始めるのに大事なのはググるチカラと英語(翻訳ツールでもOK)
DeFiを始める際に注意すべきこと
とにかくすべて自己責任だということです。ちょっとした操作ミスで資金を失う場合もありますし、詐欺も横行しているようです。
DeFiは基本的に管理者がいないので、何か事故があっても誰かにだまされても原則補償がありません。とにかく慎重に進めていきましょう。
注意すべきことを発信している記事や動画もたくさんあるので、参考にしてみてください。
ここでは初心者がミスをしないために注意すべき基本的な点を解説します。
アドレスは必ずコピペする
DeFiを始めるためには海外の取引所や暗号資産(仮想通貨)ウォレットを利用しますが、資金や暗号資産(仮想通貨)を移動(送金)する場合は送り先のアドレスを入力します。
とても長ったらしいので、手入力だと間違う恐れがあります。しかも間違えたアドレスに送ってしますと、もう戻ってこない可能性が高いです。必ずアドレスはコピペするようにしましょう。
秘密鍵やシードフレーズ等を盗られない、失くさない
パスワードを人に知られてはいけないのはご承知のとおりです。かなりざっくり言うと同じようなものだと思っていいでしょう。人に知られると資金をごっそり奪われてしまいます。
秘密鍵やシードフレーズというのは、ウォレットなどのアカウントを復元する際に必要になるもので、人に知られてはいけないことはもちろんですが、むしろヤバいのは忘れることです。忘れてしまうともう誰も教えてくれません。
PCのメモ帳に書いてとっておいても、PCが壊れたらアウトですし、紙に書いて無くしてもアウトです。
半年後でも1年後でも忘れない保管方法で管理してください。
検索エンジンからアクセスしない
偽サイトがあるので気を付けましょう。検索エンジンからアクセスすると本物そっくりの偽サイトに誘導される場合がありますので、必ず信頼できるサイトのリンクか、正しいURLからアクセスしてください。
よく分からないDMのリンクも注意が必要です。
SNS等で初心者であることをつぶやかない
SNS等で「DeFiを始めました」とか、「初心者です」などとつぶやくのはやめましょう。詐欺師を誘引してしまいます。
同じ理由で、レベルの低い質問を公の場でするのもやめましょう。
まずは少額から始める
これが一番大事かもしれません。まずは失っても困らない程度の額で、勉強だと思って始めましょう。
私も勉強のつもりでちょっとだけ入れた資金でたのしんでいます。額は小さいですが、今のところ順調に増えています。
DeFiの始め方
流れだけお伝えしますので細かいことは自分でググって調べてください。少し前に比べて有益な情報がたくさん出ています。
DeFiでできる基本的なことはコインの交換とコインを預けて報酬を得ることです。
流れに沿って進めていただければ徐々に分かると思いますが、DeFiはとても奥が深くて難しく、変化も早いです。ここではざっくりとした流れだけつかんでください。
ここに書いている内容が絶対でもありません。
- 国内の暗号資産(仮想通貨)取引所のアカウントを開設する
- 暗号資産(仮想通貨)を買う(ビットコインかイーサリアム)
- 海外の口座(BinanceでOK)を開設する
- ウォレットを作る(MetamaskでOK)

※このあたりまでが前準備です。ここから先は利用するDEX(分散型取引所)によって方法が異なります。
PancakeSwapの場合

- 国内の取引所から海外の取引所(Binance)へビットコイン(BTC)を送金する
- 海外の取引所でバイナンスコイン(BNB)を購入する(BTCをBNBに交換)
- BNBをウォレットへ送る
- PancakeSwapとウォレットを接続する
- BNBでコイン(Cake等)を買う
- コインをペアで預けてLPトークンをもらう
- LPトークンを預けて報酬をもらう(ファーミング)
※LPトークンは「Liquidity Providerトークン」の略で、コインを預けた報酬として受け取るもので、コインを預けた証明のようなものです。
まとめ
UniswapやPancakeSwapなど有名なDEXがありますが、それぞれに特徴があります。
Uniswapはイーサリアムのブロックチェーン上に構築されており、利用するにはイーサリアム(仮想通貨)が必要です。
これに対し、PancakeSwapはBSC(バイナンススマートチェーン)を利用しており、BNB(バイナンスコイン)が必要です。
DeFiのサービスにコインを預けることを「流動性の提供」なんて言ったりします。このあたりの言葉の定義も確認するようにしましょう。
できるだけ難しいところは削って、分かりやすい言葉で説明してきたつもりですが、どうでしょう?
これだけでは分からないと思いますので、なんとなく理解して細かいところは自分でいろいろ調べてみてください。
少額でチャレンジすれば少しずつわかってくると思います。
くれぐれも無理はしないように。