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使えない50代と言われないために【実際使えないんだから頑張るしかないです】

今の50代といえばバブル世代
就職に苦労したこともなく、みんなチヤホヤされて入社した時代の人たちです。大学3年になると企業からバンバン入社案内が送りつけられ、捨てるのに苦労するほどでした。
あまりふるいにかけられることもなく会社にすんなり入ったはいいものの、実は同期がたくさんいて出世競争にさらされた世代でもありますが。
ロクに苦労せず引くてあまたで入社した世代ですので、熾烈な就職氷河期を乗り切って入社してきた後輩に突き上げられるのも当然です。
そんな使えないと言われる我々バブル世代は今後どうやって生きていけばいいのか?
結論、もう今からでも勉強するしかありません。

50代が使えないと言われる理由

心当たりあるでしょう。
まったく心当たりがない人は大丈夫なので、これ以上読む必要はありません。
少なくとも私は(以前の私は)自分は全然ダメだなと思っていました。「今の時代に付いていけていない」「このままでは会社でも不要の人間になってしまう」と。
一番はやはり新しいことを吸収できずにいたこと、世の中の変化に付いていけてなかったことです。
特にあまり大きな問題も挫折もなく50代に差し掛かった人ほどこの傾向が強いのではないでしょうか?
私は会社員としては割と順調に来ていたので、変わらなければならないという意識がありませんでした。
わざわざ今から新しい知識やスキルなんて付けなくてももう「逃げ切れる」と思っていたんですね。
こうして今の地位に安住し、なんとか波風立てずにあと10年くらい過ごせればそれでいいと思っていたので、ムリに新しいことにチャレンジしようなんて思わなかったワケです。
どうでしょう? そういう心当たり無いですか?
でも今はもう昔とは違います。いつ何が起こるか分からないので、このまま逃げ切れるなんて妄想です。

使えないと言われない為にはどうしたらいいか?

私は大きくこの3つが重要ではないかと思っています。

新しいコミュニケーションに慣れる
新しいテクノロジーに積極的に触れてみる
世代を気にしない(歳のせいにしない)

新しいコミュニケーションに慣れる

SNS


時代についていく為には新しいことに触れてみることが大事ですが、特に新しいコミュニケーション方法に慣れることをおススメします。
インターネットやデジタル技術の進歩は、コミュニケーションの進化、多様化と言い換えることができます。
未だにすぐ電話をしてしまうとか、実際に会って話をしないと上手くコミュニケーションができないという人はとても問題です。
メールやSNSでこと足りるのに電話をしてしまう人は現代では嫌われるということを認識すべきでしよう。電話は一方的に相手の時間を奪う行為として、できるだけ避けるべきツールとなってしまいました。
ちょっとした用事で部下や取引先に電話をしてしまっている人は、相手から嫌がられているということに気づいてください。
もちろん電話やオフラインの良さはありますが、もはやコチラの方が特殊なコミュニケーション方法というべきかもしれません。

もう一つはSNSやチャットツールです。使いこなせていない人は損をしています。
最近は会社でもSlackやChatwork、LINEWORKS等のツールを正式に導入している場合も多く、「一応は利用している」という人も多いでしょう。
しかし実際に使いこなせているでしょうか?
先ほどの話と重複しますが、これらのコミュニケーションツールがあるにもかかわらず、急用でもないのに電話をしてしまったら迷惑なオジサン・オバサン認定されてしまいます。
会社等の組織以外でのコミュニケーションにはやはりSNSがおススメです。色々な問題はありますが、世の中の流れに付いていくためにはTwitterやFacebook等にも触れてみるべきでしょう。

新しいテクノロジーに積極的に触れてみる

テクノロジーと一言では片付けられないくらいたくさんのことがありますが、最新の技術にはなんでも積極的に触れてみるべきです。
全てを深く理解する必要はありませんが、先ずは広く浅くでもいいので触れてみましょう。
2022年現在なら、暗号資産やブロックチェーン、メタバース、NFT、DeFiなどの学ぶべきことがたくさんあります。これらはまだ趣味的な要素が強いものですが、直接仕事や生活に役立つことを勉強したいならプログラミングやRPAなどもいいでしょう。
プログラミングと聞いて怖気づく必要はありません。昔に比べて格段に学習コスト(金銭的にも難易度的にも)が下がっています。
最新技術に触れる上でベースになる知識ですので、先ずはプログラミングに触れてみるのはとてもおススメです。
エンジニアになるワケではないので、ほんの初級レベルで構いません。
ちょっと分かるだけでドヤ顔できるようになります。

世代を気にしない(歳のせいにしない)


これが一番大事なことかもしれません。
これまで紹介した2つができてこなかった最大の理由が「世代」で片付けてしまうからです。
「もう50歳だし」「今さら新しいことなんて」「デジタルは若いヤツに任せておけばいい」という考えですね。
これも心当たりないですか?
一番ダメですね。今まで勉強してこなかったんだから、今からでもやるしかありません。
先にお伝えしたプログラミングへの挑戦も、「プログラミング35歳限界説」などがじゃまをしているかもしれません。でも35歳に根拠はないですし、バリバリのエンジニアとして就職するのでなければ年齢なんか関係ありません。
事実私は50歳手前から勉強を始めました。プログラマーとして食べているワケではありませんが、会社ではシステム関連部署から引き合いがあったり、RPA導入プロジェクトの責任者に抜擢されたり、自分でサイトを立ち上げたりととても役に立っています。
どんな勉強にも遅いということはありません。むしろ一生勉強は続けていかなければならないものだと思います。

新たなスキルを身に付けよう【具体的な提案】

何から始めたらいいか分からない人のために、当サイトでは色々なことに挑戦できるよう、初心者向けの記事を発信しています。
ぜひ参考にしてみてください。
まずは次の3つをおススメしています。

SNSに挑戦してみる
ブログに挑戦してみる(メディアを持つ)
プログラミングに挑戦してみる

SNSに挑戦してみる


おススメはTwitterです。LINEについで利用者の多いSNSで、日本のアクティブユーザー数は4500万人と言われています。
Twitterをビジネスに利用する人が増加しており、もはや人とのつながりを持つための趣味や嗜好のためのツールではなくなっています。
副業をしたい、ネットビジネス等で副収入を得られるようになりたいという人にとって必須のツールです。

ブログに挑戦してみる(メディアを持つ)

ブログ

副業をしたい、ネットで副収入を得たいという人は自分のメディアを持ちましょう。
アメブロなどの誰でも気軽に始められるブログサービスがありますが、できればWordpressで自分の独自サイトを立ち上げましょう。
WordPressは簡単に個人のブログサイトを立ち上げることができるCMS(コンテンツマネジメントシステム)と呼ばれる無料のソフトウエアです。
そこから情報を発信したり集客をし、アフィリエイトや自分の商品を販売することで収入を得ることができるようになります。
今は比較的簡単に自分のサイトを立ち上げることができますが、自分で調べながら実践することでかなりのスキルアップになります。
興味がある人はHTMLやCSSを勉強をすることでプログラミングのベースになる知識を身に付けることもできます。

プログラミングに挑戦してみる


ちょっとハードルが上がりますが、一度挑戦してみる価値はあると思います。挫折しても全然構いません。初心者レベルでも学習したことはとても役立つでしょう。
今はほとんどコストをかけずに学習できる環境が整っていますので、いきなりスクールに通ったり高額な教材を買わなければリスクはほとんどありません。
超初心者向けのプログラミングの学習方法は当サイトでも無料で公開しています。ぜひご利用ください。

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